2004エル・ロシーオ巡礼特集

5月21日~6月1日、ウエルバで

エル・ロシーオは、マリスマスの王女、あるいはブランカ・パロマ(白鳩)とも呼ばれる聖母ロシーオにささげる宗教的なお祭りである。世界有数の重要な巡礼の1つで、欧州内で最大の乗馬者の集まりでもある。セマナ・サンタ(聖週間、イースター)の50日後のペンテコステス(聖霊降臨祭 、復活祭後第7日曜日)に開催される。日程が前後することがあるが、5月の最終週か6月最初の週あたりに行われる。 続きを読む

巡礼の行程

ロシーオ特集 I

ロシーオ巡礼を行うことは8日間砂や土埃、泥、湿気にまみれて過ごすことを意味する。日中の気温は35度以上に達する。ロシーオ巡礼者たちはトラクターに牽引され、装飾された農業用牽引車、カリオラに乗るか、歩き、荷車または馬に乗って行く。乾燥した春ならば、道中土埃が立ち、通行や呼吸を困難にする。雨が多いと、土埃は泥となり、車の列が通ると、道は泥の川である。渋滞は甚だしく、歩くのは辛くなる。 続きを読む

“もうひとつ”のフィエスタ

ロシーオ特集IV

ロシーオ巡礼にも飲んで歌っての騒ぎ、セビジャーナス、アルコールや道中の“埃”が含まれる。だがエルマンダー(信徒団体)を構成して巡礼の道を行う人たちと、村のフィエスタに訪れる偽セニョリートス(アンタルシアのスノッブ)、民俗行事の好きな人、見物人等を見分けるのが好きな人もいる。 続きを読む

セビジャーナス・ロシエラス

ロシーオ特集V

ロシーオ巡礼に独特のもので、巡礼がこのセビジャーナスを豊かにして、異なるスタイルを創った。歌詞はビルヘン(聖母)・ロシーオや、行程の厳しさ、サルト・デ・レハ(柵を超えて聖母を出す場面)、ドニャーナ公園の雰囲気、巡礼者やエルマンダー(信徒団体)等について語っている。多くの場合合唱され、円陣になって歌ったり、踊ったりもできる。これは今日まで存続している。その上、20世紀半ばにフェリア・デ・アブリル(春祭り)ですらセビジャーナスが衰退していた頃、後に回復するためロシーオで保護されていた。 続きを読む

ロシーオ衣装

ロシーオ特集VI

昔人々は普段着でロシーオに行くのが常だった。男性は乗馬服、女性は普段着、当時ではよく広がるスカートに足首までのペチコートだった。だが1920年代に大変化を迎え、スカートはとても短くなったが、そのような服装は乗馬に適していない。 続きを読む

Feria de Abril 2011 (April Fair 2011)

The popular Sevillian celebration is held from 3 to 8 May this year

Like every year the traditional "alumbrao" (lighting) will kick off the 2011 Feria de Abril. After which will follow 6 days of festivities, sevillanas, tapas, bullfights, and horses and carriages that have made this Andalusian festivity famous around the world with its colour and flamenco flavour. 続きを読む

Morente’, the film

Madrid’s Museo Reina Sofía hosts posthumous work by the master from Granada

Almost four months after his death Enrique Morente’s art returns to the halls of the Museo Nacional Reina Sofía. There, few days before his passing, the master gave his last cry to Picasso’s "Guernica" and sketches. And now "Morente", a musical film that, without meaning to, has become the last work of the cantaor from Granada. 続きを読む

Flamenco, Flamenco Special

Carlos Saura writes about the second part of Flamenco

"Flamenco" was shot 14 years ago, a film whose plot was worked around flamenco vocals, dance and guitar, and which was a milestone in film history. With the experience and wisdom that time has given the director Carlos Saura, and having brought together part of the team that took part in that film (Vittorio Storaro as photography director and Isidro Muñoz as musical consultant), the director has once again included the new talent of this vibrant and dynamic art form that is now Immaterial  Cultural Heritage. 続きを読む

モレンテイア-ナ(後に残すやりかけのの作品)

マエストロへのお別れの言葉を

ライオンのような迫力の あった彼は火のつくようなガラガラ声を放ち、自由な魂の持ち主だった。彼のごっつい手、賢固で打ち破ることの出来ない創造性と常に未来をまっすぐ見る眼差 しは彼独特だった。今でも、遠くに響く彼のデイスコを聞いたり、いや、そしてついこの間、目の前でライブの彼を聞けたときも、エンリケ・モレンテは、予知 され得ない革新的力と供に、喜びと嘆きを、永遠のスペ-スに満たし、聴く者を、アルバイシンの上り坂へ、アルハンブラの中庭へ、美のこもる宇宙へ、限りの 無いイマジネ-ションの世界へと誘導した。 続きを読む

2010年フラメンコ モ-ド スペシャル

第一回目スペイン・マドリッド・フラメンコモード見本市(ムエストラ デ モーダ フラメンカ デ マドリッド)で、デザイナー、アデラ・オルモス、パトリシア・アグアデッド、及び アナ・ビダルが各コレクションを発表する。

第一回目スペイン・マドリッド・フラメンコモード見本市(ムエストラ デ モーダ フラメンカ デ マドリッド開催を機会に、ホンドの装い最新傾向を見てみよう。様々なファッションショ-、及びショ-ル-ムを覗いた所、一番目立つのは、一つの衣装に異なる素材が合わせて使われることと言えよう。例えば、欠くことのできない基本的素材であるコットンに、チュ-ル、紗、レ-ス、房飾り、短いフリルなどとコンビする….など。多種多様な無地の素材があふれる上、プリントも負けずに、花柄、レトロな幾何模様、そして忘れてはならないクラシックな柄、水玉模様(サイズは大き目になっている。)など、バラエテイ-に富む。胴回りは長く細めで女性的、胸元は広く、袖は長袖、半袖、丈は足首よりも長め。色彩は:黒、青、緑系統、霞みのあるト-ンやパステルカラー。千一もありそうなオプションがデザイナ-により自由自在に使いこなされる。 続きを読む

2010年 フェリア・デ・アブリル

セビージャの春祭り 4月20日から4月25日まで開催

毎年の恒例の「アルンブラオ」のイルミネーションで、今年も2010年のフェリア・デ・アブリルは幕開けされる。6日間にわたって開催される色彩豊かで、フラメンコの味いっぱいのアンダルシアのフィエスタは、これを世界的に有名にしたセビジャ-ナス、タパス、闘牛、馬や馬車で満たされる。 続きを読む

カルロス・サウラが”Flamenco, flamenco”の秘密を明かす。

スペイン、セビ-ジャにて" Flamenco "の撮影完了。

セビ-ジャ、イスラ デ ラ カルツッハ、Expo92のFuturo(未来)館で、”Flamenco, flamenco”、ホンドア-トが主役となるカルロス・サウラ監督ドキュメンタリ-の6週間の撮影が終了した。”Sevillanas”, “Flamenco” oや”Iberia”のようなクラシック作品の跡継といわれる当長編映画は来年、2010年、9月に放映されるが、最高責任者のカルロスが、このカンテ、トーケ、バイレへのニュ-アプロ-チを試みる作品のいくつかの秘密打ち明けてくれる。 続きを読む

バレ- ナシオナル デ エスパニャ が、初に 彼らにより舞台で使われた衣装を一冊の本にまとめる。

BNE(バレ- ナシオナル デ エスパニャ / スペイン国立バレ-団)は18.750着の衣服と1.750対の靴とブ-ツからなる3.800の衣装のカタログだ。

“エル ベストウアリオ エン エル バレ- ナシオナル デ エスパニャ ”(スペイン国立バレ-団 衣装)は衣装がデザインから舞台へ登場するまでの最も重要な三点を見せる:モデルスケッチの複製、BNEバレリ-ナたちの選択されたデザインの衣装試着シ-ンの写真、具体的に各デザイン振り付けが舞台上で見えるイメ-ジ。映画、 “ニコラス と アレハンドラ” でオスカ-を受賞したプレステイ-ジ高きデザイナ-の上、BNEの一番最近の二つのショ-(”エル コラソン デ ラ ピエドラ ベルデ” y “エル カフェ デ チニ-タス”)の衣装を手がけたイボンヌ・ブレイクが当カタログのア-テイステイックコ-デイネ-ション担当者である。 続きを読む

“パセオ・デ・グラシア”曲の紹介

ビセンテ・アミーゴのニューアルバムを聴いてみよう

1991年のデビューアルバム以来、ビセンテ・アミーゴはフラメンコギターで新しい試みを行ってきた。そしてこの“パセオ・デ・グラシア”でその絶頂を極めた感がある。“ミュージシャンとして成長してきたような感じ。新しい表現を探しながら・・・”とビセンテ・アミーゴはこのニューアルバムについて語っている。“想像力を解き放って表現したい”。 続きを読む

2009年 フェリア・デ・アブリル

セビージャの春祭り 4月28日から5月3日まで開催

毎年の恒例の「アルンブラオ」のイルミネーションで、今年も2009年のフェリア・デ・アブリルは幕開けされる。6日間にわたって開催される色彩豊かで、フラメンコの味いっぱいのアンダルシアのフィエスタは、これを世界的に有名にしたセビジャ-ナス、タパス、闘牛、馬や馬車で満たされる。 続きを読む

“ライセス・イ・アラス”の曲紹介

カルメン・リナーレス 最新アルバムについて語る

スペインのグラミー賞に相当するプレミオス・デ・ラ・ムシカ賞で最優秀アルバム賞を受賞、また“第10回フラメンコ・デ・オイ賞”で最優秀伴奏ギター賞を受賞したアルバム“ライセス・イ・アラス”は最近のフラメンコアルバムで出色のできとなっている。カルメン・リナーレスはこのアルバムは詩人、ラモン・ヒメネスの美しい言葉と感受性によるところころが大きいとしている。“アラス(翼)は根付き、ライス(根)は飛び立つ・・・” 続きを読む

アルバム”エスペランド・ベールテ”全曲解説

ニーニャ・パストリのニューアルバムを聞いてみよう。

“エスペランド・ベールテ”はニーニャ・パストリ待望のニューアルバム。タンゴ、ミネーラス、ソレア、ブレリア、アレグリアス、ファンダンゴなどフラメンコたっぷりの11曲にカディス出身の彼女ならではの味がじっくり出ている作品だ。12年のキャリアでアルバム7枚、総売り上げが120万枚という実績はニーニャ・パストリの絶大な人気を物語っている。フラメンコとポップスのフュージョンという新しい分野でのパイオニアともいえる。”このアルバムはいい感じに仕上がっていますよ。フラメンコはいつも愛情をもって、そしてシンプルに作っています”と語る彼女。ここでこのニューアルバム全曲を見てみよう。 続きを読む

ラ・ボス・デ・ロス・フラメンコス フラメンコの声(抜粋)

エンリケ・モレンテ、エバ・ジェルバブエナ、ヘラルド・ニュネス フラメンコ語録

“ラ・ボス・デ・ロス・フラメンコス(フラメンコの声)”は近年出版されたフラメンコ本の中でも秀作といえるだろう。440ページにわたるこの著書で著者(ジャーナリスト)ミゲル・モラ氏はフラメンコアーティストたち自身のことばや数々のエピソードを引用しながらこの世界的芸術ともいえるフラメンコの独自性、歴史を深く掘り下げている。この本はCD付きでここには1世紀に渡るカンテとギター(1909年から 2008年まで)の代表作が収録されている。この著著は”現代の巨匠たち”、”伝統フラメンコについて”の2つの部分からなる。 続きを読む